
イタリア・ベネチアは水の都として知られており、世界中からの観光客で常ににぎわっている街です。
どこにいても非日常感たっぷりのベネチアで、ここだけは欠かせない!という観光地を厳選して紹介していきます。
ベネチア自体それほど広い街というわけではないので、少ない日数でもすべて回れるはず。
ぜひ、ここで紹介するすべての観光地に足を運んでみてください。
この記事の目次
カナル・グランデ大運河
画像出典:http://th00.deviantart.net/fs70/PRE/i/2012/179/0/f/canal_grande___venice__ver__2_0__by_elina121-d557ow7.jpg
ベネチアの中心的な運河で、常に何かしらの船が通っているというくらいのにぎわいを見せています。
この運河を通るとベネチアらしい彩色の建物、教会、サン・マルコ広場などさまざまな観光地を海から見て回れます。
ゴンドラや水上タクシーであれば、かなりゆったり運河を楽しめますので乗ってみてください。
水上バスであれば2番が大運河・外運河を周回できます。
英名:Canal Grande
住所:30135 Venezia
ため息橋
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ドゥカーレ宮殿と牢獄の間に架かる橋で、裁判所で裁かれた犯罪者が通るたびにため息をついたため、『ため息橋』と呼ばれるようになった伝説を持つ橋です。
現代では、ゴンドラに乗りながらこの橋を通るときにキスをすると永遠に結ばれるといううわさがあったりもします。
新婚旅行やカップルでの旅行であれば、思い切って試してみるのもよいかもしれません。
橋そのものを渡るよりも、やはりゴンドラで橋を見た方がきれいです。
英名:Bridge of Sighs (Ponte dei Sospiri)
住所:Riva dei Schiavoni, 30122 Venezia
サン ジョルジョ マッジョーレ教会
画像出典:http://ttravel.mobi/wp-content/uploads/church-of-san-giorgio-maggiore-holiday-venues-3.jpg
サン・マルコ広場の水上バス乗り場から遠くに見える教会です。
ベネチア本島とは違う小島にあることから観光客が少なく、絶景を心行くまで楽しめる場所でもあります。
教会の鐘楼は6ユーロで登ることが可能で、鐘楼に登るとベネチア本島やサン・マルコ広場の美しい様子を遠くから見ることが出来ます。
教会の中は非常に静かで落ち着いた雰囲気です。
英名:San Giorgio Maggiore
住所:Isola San Giorgio Maggiore, Venezia
ドゥカーレ宮殿
画像出典:http://www.shafe.co.uk/crystal/images/lshafe/Venice,_Palazzo_Ducale,_Piazzetta_wing_begun_1424.jpg
9世紀に当時のベネチア提督の邸宅、政庁として使われていた場所です。
内部の油絵は世界最大の油絵で、広間も含めて非常に大きな建物です。
サン・マルコ広場に面しているのでアクセスもよく、このドゥカーレ宮殿とかつて使われていた牢獄の間にかかっているのが『ため息橋』です。
内部は博物館・美術館として使われているので、ゆっくりとヨーロッパの美を目で楽しめます。
英名:Palazzo Ducale
住所:Piazza San Marco 1
リアルト橋
画像出典:http://images.travelpod.com/tripwow/photos/ta-00a2-98f8-5d9f/ponte-di-rialto-venice-italy+1152_12853408870-tpfil02aw-28542.jpg
お土産屋さんも多く並ぶベネチアきっての観光スポットの一つです。
ベネチア観光の中心地であるサン・マルコ広場から15分ほど、日によっては大道芸人のショーなども見られます。
リアルト橋は大きな橋ですので、階段部分や欄干にも人が多め。
人ごみが平気ならぜひリアルト橋の欄干で写真を撮ることをおすすめします。
晴れている日に水の上から見るリアルト橋は絵のように綺麗です。
英名:Ponte di Rialto
住所:Sestiere San Polo, 125, Ponte di Rialto, 30125 Venezia,
サン マルコ寺院
画像出典:http://www.caffecentralevenezia.com/it/files/2012/05/Venice-Basilica-de-San-Marco.jpg
1060年代に建てられたと言われるサン・マルコ寺院はビザンチン建築と内部のモザイク画の輝きが素晴らしいと評判です。
外側からもきれいで美しいといった感じがありますが、内部に入ると歴史の重みを感じさせてくれます。
中に入るには荷物検査があり、ものによっては正面左側で荷物を預けなければなりません。
また、満潮時には一部が浸水し下水から水があふれることもあるのでサンダルなどは避けていくとベターです。
英名:Basilica di San Marco
住所:Calle de Canonica 323, 30124 Venezia
サン マルコ広場
画像出典:http://commondatastorage.googleapis.com/static.panoramio.com/photos/original/26906490.jpg
ベネチアのメイン広場と言われているのがこのサン・マルコ広場です。
周辺にはサン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、ためいき橋などの観光地も数多くありますし、水上バスの乗り場もサン・マルコ広場沿いにあります。
整然とした美しさを誇る広場は常に人が行き来しています。
すぐそばの老舗カフェ『カフェ フローリアン』でお茶を楽しみながら広場を眺めるのもおススメです。
英名:Piazza San Marco
住所:Piazza San Marco, 30124 Venezia
鐘楼
画像出典:http://www.hotelyorkcinisello.com/wp-content/uploads/2012/07/Tower-of-the-Campanile-of-the-Piazza-San-Marco2.jpg
サン・マルコ広場に位置する鐘楼は、ベネチアを一望できるスポットとして知られています。
8ユーロのお値段で屋上までエレベーターで行くことが可能で、上からベネチアの景色を楽しめます。
頂上部分には大天使ガブリエル像がおり、風向き次第で回転します。
鐘楼は非常に背が高いので、似たような街並みと小道が続くベネチア散策の目印にもなります。
英名:Campanile
住所:Sestiere San Marco, 312 30124 Venezia
ゴンドラ セレナーデ
画像出典:http://www.hollandamericablog.com/wp-content/uploads/2010/07/DSC_0604.jpg
ベネチアといえばゴンドラに乗って街を回るイメージがある方も多いはず。
ゴンドラ セレナーデでは愉快なゴンドリエーレ(船頭)が30-40分かけてベネチアの街を回ってくれるサービスを提供しています。
ゴンドラから見るベネチアの街並みももちろん美しくおすすめですが、それと同じくらい素晴らしいのがカンツォーネ。
日本でもよく知られているカンツォーネを生声で楽しめます。
英名:Gondola Serenade
住所:30124 Venezia
ムラーノ島
画像出典:http://iphonewallpapers-hd.com/walls/venice_mac_travel_wallpapers_murano_burano_torcello-other.jpg
ベネチアンガラスで有名なベネチアの中でも、ガラス工房の島として知られているのがムラーノ島です。
ガラス工芸の実演、ガラス博物館などガラスを中心とした観光地で、お土産にガラスのアクセサリーや置物を買っていくのがお勧めです。
ベネチア本島からは15分ほど、水上バスなどを使っていくことになります。
船の時間がずれることもあるので、時間には余裕を持って行ってください。
英名:Murano
以上、サン・マルコ広場を中心としてベネチアの観光地10選を紹介しました。
それぞれに魅力はありますが、多くの建物が長い歴史を持っているのが特徴。
ヨーロッパの歴史の重厚感を感じられる場所でもあるのです。
また、エレベーター代やチップも含めてベネチアではお値段はやや高めに設定されています。
お財布には余裕を持って、ベネチア観光を楽しんでくださいね。