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衝撃的?スペインの三大祭りバレンシアの火祭りをスペイン在住の私が楽しみ方を紹介

スペインのバレンシアと言われたら何を思い浮かべますか?多くの人はオレンジを思い浮かべるのではないでしょうか?実はバレンシアはオレンジだけではなく、日本人も大好きなパエリア発祥の地でもあります。

またスペイン三大祭りのひとつとして知られる火祭りはバレンシアで開催されます。今回はその火祭りについてご紹介したいと思います!

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火祭りについて

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画像出典:pt.wikipedia.org

日本で火祭りとして知られるこのお祭りは、スペインでは「ファジャス(las Fallas)」と呼ばれています。

火祭が開催される日程

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画像出典:ca.wikipedia.org

毎年3月15日から19日
正式には2月の最終日曜日のクリダ(la Crida:開会宣言)からが始まりとされていますが、3月15日までは特に主だった行事はありません。

火祭が開催される場所

スペインの南東部・地中海に面した街バレンシア(Valencia)。スペイン第3の街です。ディズニー映画「トゥモロー・ランド」の撮影地としても使われました。

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飛行機で日本からバレンシアのマニセス国際空港まで行くのがオススメです。日本からスペインへは直行便はありません。飛行時間は経由地にもよりますが約1518時間。

マニセス国際空港からバレンシアの中心地までは地下鉄が通っています。

バレンシア火祭の起源とは?

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3月19日のサン・ホセの日の前日に祭りを知らせるための焚き火をしたのが始まりとされています。ちなみにサン・ホセは大工の守護聖人であり、3月19日はスペインの父の日でもあります。そのことから、火祭りは別名サン・ホセの祭りとも呼ばれています。

バレンシアの火祭りをより楽しむための行事

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画像出典:it.wikipedia.org

火祭り期間中は、張りぼて人形を見て回ったり、スペインのお祭りの定番である闘牛を見たりするのはもちろんですが、その他にもお祭りを楽しむことができる行事がたくさんあります。

二ノット(Ninot:張りぼて人形)の展示会

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画像出典:XuRxO

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画像出典:XuRxO

火祭りが始まる数週も前から、このお祭りの主役でもある張りぼて人形(バレンシア語で二ノット)の一部分が展示されます。その数、実に800体以上!この展示会では気に入った人形への投票が行われ、1位に選ばれた人形は最終日の火(クレマ)から逃れることができます。

2016年は2月5日から3月14日まで科学博物館で展示されます。科学博物館へは市役所前の広場から13番や35番のバスで行くことができます。

火祭でのイルミネーション

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画像出典:hermenpaca

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画像出典:praktyczny.przewodnik

火祭り期間中、多くの通りではイルミネーションの美しさを競い合います。毎年、評判なのはルサファ地区にあるスエカ通りとキューバ通りです。

献花式(la Ofrenda de flores)

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画像出典:ramonbaile

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画像出典:hermenpaca

宗教的な行事である献花式。1945年からバレンシアの守護聖人でもあるデサンパラードス聖母(la Virgen de los Desamparados)への献花が始まったそうです。2016年度は3月17日と18日。場所はプラサ・デ・ビルヘン(la Plaza de Virgen)で、各日とも15時半から始まります。

 

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画像出典:Víctor Gutiérrez Navarro

華やかなバレンシアの民族衣装を着た人たちを見たい人には献花式がオススメです。様々な色・柄・レースなど見どころはたくさんありますので、さほど宗教的な行事には興味がない人でも目を楽しませてくれることは間違いありません。

爆竹(la Mascletà/el Petardo)

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画像出典:commons.wikimedia.org

バレンシアっ子はおそらくスペインでも一番爆竹が好きな人たちです。この期間になると、大人から小さな子どもまで昼夜問わず、街のあちこちで爆竹を鳴らしています。大きな物になると爆発が起こったのかと思うようなものから、火を使わない物まで様々。

地区によっては一晩中爆竹の音が鳴り響くため、この期間中はバレンシアから脱出するという地元民もいるくらいです。


動画出典:https://www.youtube.com/

そんな中でも、バレンシアっ子が最も楽しみにしているのが市役所前で毎日14時に行われる爆竹です。

数分間、爆竹音が鳴り響きます。2016年の爆竹は3月1日から19日。多くの人が訪れますので、爆竹を近くで聞きたい人は早い時間に行くことをオススメします。

またスリにも注意が必要です。この時間の前後、市役所近くを通るバスは遮断されますので気を付けてください。

クレマ(la Cremà)

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画像出典:hermenpaca


動画出典:https://www.youtube.com/

3月19日のお祭り最終日の夜、1位に選ばれた張りぼて人形以外は燃やされます。小さいものは22時、大きいものは午前零時頃に燃やされます。

もちろん、ここでも爆竹は大活躍します。代表であるファジェラたちが爆竹に点火し、張りぼて人形が燃やされ、このお祭りの終わりとなります。

1年かけて作られた人形が燃やされる姿には儚さも感じます。またクレマは消防隊員がいる中で行うことが決められています。

※プログラムは予定なく変更されることもあります。

ファジェラって何?

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画像出典:en.wikipedia.org

 

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画像出典:hermenpaca

お米の商品名にもなっているファジェラ(Fallera)。バレンシアの民族衣装に身を包んだ女性たちのことを指します。バレンシア女性の民族衣装はスペインでも一位・二位を争うほど豪華で煌びやかです。(その分、お金もかかっていますが・・・)

毎年、子どもと大人の部門からファジェラの代表が決められます。この代表に選ばれるのには美しさはもちろんですが、経済力も必要だと言われています。ちなみに男性はファジェロ(Fallero)と呼ばれます。小さい子が民族衣装を着ている姿は非常に可愛らしいですよ。

火祭りの張りぼて人形

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画像出典:pt.wikipedia.org

 

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画像出典:commons.wikimedia.org

火祭りの張りぼて人形には実は2種類あります。その年に世間を賑わわせたニュース(特に政治やスポーツ)をパロディにしたものが多く登場し、それを見るのも楽しみのひとつでもあります。

張りぼて人形を作るのにかかる費用は膨大で、裕福な人たちが多く住む地区は非常に豪華です。しかし、年々人形にかけるお金が増えていった為、他の地区との差を埋めるためにも使用金額の上限が決められるようになりました。それでもそんな決まり無視しているという噂も・・・。

ただ、ここ数年の不況の影響を受け、全体的に張りぼて人形にかけることができるお金も減り、昔に比べると豪華さがなくなったと言う人もいます。それでも大きな物は本当に圧巻ですし、細かい細工などは見事です。

ラス・ファジャス・インファンティーレス(las Fallas Infantiles)

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画像出典:GJFamily

インファンティルとは日本語で「幼児の」という意味があります。普通、火祭りの張りぼて人形で想像される人形は大きいですが、実は小さな張りぼて人形もあります。3月15日の午前中までに小さい張りぼて人形は仕上げなければなりません。

ラス・ファジャス・グランデス(las Fallas Grandes)

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画像出典:ca.wikipedia.org

グランデとは日本語で「大きい」という意味。その名の通り、大きな張りぼて人形です。大きい張りぼて人形は3月16日の午前中までに仕上げなければなりません。

火祭で小腹が空いたら

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画像出典:commons.wikimedia.org

ブニェロ(Buñelo)」は火祭り期間中の楽しみでもあり、出店で買うことができます。ブニェロは小さなドーナツのこと。バレンシアのブニェロは生地にカボチャが練り込んであります。ホットチョコレートに浸して食べるのがオススメ。

火祭をより楽しむために

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画像出典:GJFamily

民族衣装には手が届かないけれど、地元の人たちに溶け込んで楽しみたい!と言う人には、ブラウスとバンダナの着用をオススメします。大型チェーンのスーパーや、街のあちらこちらにあるなんでも屋さん(日本の百均のようなお店)で購入することが可能です。ブラウスは様々な色がありますので、お好みの物を選ぶと良いでしょう。バレンシアのバンダナは青もしくは紺×白の組み合わせです。

いかがでしたか?火祭りはバレンシア近郊の街でも行われていますので、人混みを好まない人や落ち着いて楽しみたい方は、郊外の火祭りを楽しむのも良いのではないでしょうか。スペイン三大祭りのひとつと言われるだけはあるお祭りですので、是非一度は訪れてみてください。


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