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カテドラル、メスキータ、シナゴーク、スペイン旅行をする時に知っておきたい教会の名称

昔のヨーロッパの街は、教会が街の中心でした。そのため、どの街にも教会と広場があります。

しかし、スペインは文化が交じり合っているため、教会の建物も独自の進化をしました。モスクを壊して教会を作ったり、新しい建物を作るために前の建物の資材を流用したり、内部にはいろいろな宗教の名残が混在しています。

それがスペインの教会の特徴でもあります。ほかのヨーロッパの教会と少し雰囲気が違うスペインの教会。見る前に、成り立ちを知ると興味が沸くと思います。

 

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教会

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画像出典:https://commons.wikimedia.org

スペインはキリスト教のカトリックを信仰している人が多いので、どの街にも教会堂があり、観光名所にもなっています。

カトリックの教会は装飾がすばらしく、見所が多いので、信仰していなくても芸術として、すばらしいものがあります。建物の中には、聖書の物語を分かりやすく表現したイコン(絵)やステンドグラス、壁画などがあります。

中心には祭壇があり、地下には墓場もあります。中には聖人の遺体を安置しているところもあり、奇跡を見に多くの人が訪れます。日本人には、なじみのない教会は、時代などで呼び方が違います。

よく見る代表的なものをさわりだけ紹介します。

 

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画像出典:https://commons.wikimedia.org

スペインの街中でよく見かける「バシリカ」と呼ばれる教会は、年代的に古い教会堂を指し、古代ローマの集会場のような長方形の形をしています。

また、バシリカという名前は、教皇が名乗るのを許したときにしか使えないため、格式があるそうです。バルセロナにあるサグラダ・ファミリアもバシリカです。

 

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画像出典:http://blogs.yahoo.co.jp

スペインでは、バロック様式とゴシック様式の教会堂をよく見かけます。バロック様式の建築は、さまざまな芸術活動(彫刻や絵画)で飾り、複雑さや多様性を示しています。

世界遺産に登録されているブルゴス大聖堂は、ブルゴスにあるバロック様式で建てられた大聖堂で、聖母マリアに捧げられた巨大でユニークな建築物として有名です。

 

Almudena Cathedral, Madrid, Spain
画像出典:http://www.keyword-suggestions.com

ゴシック様式ならマドリッドにあるアルムデナ大聖堂やバルセロナのサンタ・エウラリア大聖堂を見る機会があるかもしれません。

グラナダにある大聖堂は、当初はゴシック様式でしたが、後にルネッサンス様式になったため、2つの様式が混在しています。

サラマンカの新大聖堂はゴシック様式ですが、なぜかその時代にはいないと思われる宇宙飛行士が彫られています。なんか不思議。

 

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画像出典:http://www.alandchucktravelblog.com

スペインらしい教会堂といえば、セビリアの大聖堂のようなモスクを再利用した教会です。

隣にあるヒラルダの塔はモスクの尖塔(ミナレット)の再利用です。セビリアの大聖堂の場合、免罪の門から入ったときに教会に入る前に中庭があるところなどは、モスクの名残です。

 

メスキータ

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画像出典:http://antonioheras.com

メスキータは、スペイン語で「モスク」のことです。一般的には、コルドバのメスキータ「 Catedral de Santa María de Córdoba」を指します。

スペインには一カ所しかありません。ただ、モスクを改築して作った教会はスペイン各地にあるので、教会内部に名残を見ることができます。

 

シナゴーグ

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画像出典:http://ruartecontract.com

シナゴーグは、ユダヤ教会のことで、スペインでは、シナゴガと呼びます。

現存するのは3つで、コルドバに1つ。あとはトレドにあります。

 

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画像出典:http://www.artencordoba.com

コルドバのシナゴガは、世界遺産に登録されています。

トレドに残るトランシト・ユダヤ教会(SINAGOGA DEL TRANSITO)は、14世紀に建てられたムデハル様式の建物ですが、キリスト教の教会になった後、現在は国定建築物になっています。

もう1つトレドにあるサンタ・マリア・ラ・ブランカ教会も元シナゴガでしたが、1406年にキリスト教会になりました。教会内を歩くとその名残を感じます。

 

アルカサル

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画像出典:http://www.alcazardesegovia.com

アルカサルとはスペイン語で城のことです。スペインの多くの都市にあります。

有名なのは、セゴビアやセビリア、コルドバなど。セゴビアのアルカサルは、ディスニー映画「白雪姫」の城のモデルといわれています。

本当にきれいです。セビリアのアルカサルは、ムデハル様式でアルハンブラ宮殿を意識したつくりで有名で、コルドバのアルカサルは庭園がよく手入れされています。

 

美術館

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画像出典:http://buildipedia.com

スペインには有名な美術館がたくさんあります。

その中で有名な美術館は、マドリッドのプラド美術館やソフィア王妃芸術センター、バルセロナのピカソ美術館、ミロ美術館、セビリア美術館、ビルバオ美術館、ビルバオ・グッデンハイム美術館など。

小さな美術館はたくさんあります。

 

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画像出典:http://www.madlifemadrid.com

特にマドリッドのプラド美術館は、スペインで活躍した画家の絵が多く、エル=グレコ・ベラスケス・ゴヤのコレクションが有名です。

セビリア美術館は、スペイン絵画のコレクションの保有数では、マドリッドのプラド美術館の次に多いですが、もともと教会に飾られていた絵画などを集めた美術館です。

 

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画像出典:http://www.e-architect.co.uk

ビルバオ美術館もスペイン絵画のコレクションを多く保有しています。

マドリッドのソフィア王妃芸術センターで一番有名な絵は、ピカノの「ゲルニカ」です。

ビルバオ・グッデンハイム美術館は、建築家のフランク・ゲーリーが設計を担当したことで有名で、建物を見るために訪れる人もいます。

 

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教会と美術は切り離せない関係です。スペインで観光すると教会に有名な絵が飾られていることが多いと感じるでしょう。

ヨーロッパの建築様式は、なかなか覚えられないと思いますが、ユーロ紙幣に描かれている建造物は、各時代の建築様式を表現しています。

 

例えば、5ユーロ紙幣は古典古代様式。

10ユーロ紙幣はロマネスク、20ユーロ紙幣はゴシック、50ユーロ紙幣はルネサンス、100ユーロ紙幣はバロックとロココを表現しています。

建物を見るときに紙幣と見比べながら時代を考察すると、教会や建物は、より身近なものに感じられると思います。スペインの旅行を楽しんでください。


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ライター紹介

胡桃澤いずみ

胡桃澤いずみ

海外旅行は50回以上、ハワイとヨーロッパ、島が好き。テロとストライキで予定通り飛行機が飛ばなかった回数は3回。ロストバゲージは、10回以上です。国内旅行はサッカー観戦のために2週間に一回どこかに行っています。格安エアラインのエコノミークラスからファーストクラス、クルーズ、友達の家から五つ星ホテルまで様々なスタイルの旅行経験があります。

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