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大道芸を13年しながら海外旅行を続けて気がついたこと7つ

2002年に日本を出発し無帰国で旅行を続けています。資金を貯め、それを消費しながらする旅行ではなく、渡航先で大道芸を披露し、その投げ銭で旅行を続けるというスタイルで行ってきました。大道芸をしながら旅行するというのは喜んでもらう楽しみとともに、普通の旅行では気がつけないような経験をすることも多くあります。2015年で丸13年が経過した今、13年を振り返って気がついたこと9つを紹介したいと思います。

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お金より大切なもの

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確かにお金は大事ですが、それ以上に重要なもがあったりするということです。実はお金は持っているだけでは腹の足しには全くならなず、使う場所があって初めて役に立つのです。

それは特に人のいない場所を自転車で通過する時、チベットや砂漠山岳地帯などではお金自体は全く使い道がない。それよりも水や食料のほうが生命を維持するには直接的に必要ということを痛感しました。

社会で生活しているとお金自体がとても大切と思いがちですが、実はお金が全く価値をなさない世界、お金より重要なものがある多々あることに気がつきました。

人が面白い、国民性が面白い

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人はどこでも一緒だと思いますか?

この質問をされた時に旅行をはじめた当初はどこの国を訪れても人はみな食事をして、家族を作って実は同じなのではないかと考えました。

ところが視点を変えると本当に様々な部分で異なります。

例えば「日本人」というひとくくりにすると他国の人からは殆ど一緒のように見えるかもしれません。しかし実際私達日本人からすれば、ひとりひとり個性があり、二人と同じ人はおりません。

要するにどの視点で見るかで、同じに見えたり、違って見えたりするのですね。

そういった国まとめの視点でみるとその国民性というのが本当に存在していて好奇心をかき立てます。有名なのはドイツの人はまじめだとか、イタリアの人は陽気だとか。

なかでも特に面白いのが芸を見たときの反応が各国民によって違うという点。これを見るのが旅行中の楽しみの一つであります。そしてやはり行き着くところは様々な人の出会い。

旅行は出会いと別れを繰り返すと言っても過言ではありません。

数多くの人との出会いが旅行に彩を添えてくれているのは間違いないでしょう。

旅行と芸の相性

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旅行と芸の相性はバツグン。

時に芸は僅かなお金をもたらしてくれますが、それ以上に予想外のことを起こしてくれます。特に力を発揮してくれるのが「出会い」です。

こちらが路上に立つことで実に多くの人が向こうから話しかけてくれるのです。

「どこから来たの?」に始まり「どこに行くのか?」と道行く人が話しかけてくれます。そして人によっては「おなかが空いていないか?」とか「今日泊るところはあるのか?」と訊ねてきてくれる人もいます。

現地の人との出会いを簡単に作り出してくれる路上芸は旅行との相性が抜群です。

必要なものは少ない

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この13年間で出発当初から使用しているものは、七徳ナイフとつめ切りりだけ。

これは何を意味するかというと、殆どのモノは壊れたり失われる。そしてたとえ無いとしても旅行を中断するほどのモノはないということ、さらに本当に必要なものは少ないということ。

旅行中に最低限必要なモノはなんですか?と訊ねられれば「必ず必要なモノはないですね」と答えます。

家も持たずに長い間旅行を続けていると生きていくのに絶対的に必要なモノはないのではと考えます、あると便利なモノは多いですが。

心身の健康が宝

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旅行を続けるに当たって必要なモノはありませんが、大事にしなければならないものがあります。それは自分の体と心。モノではありません。

これは本当に長期の旅行を通じて感じたことです。

まず体の健康。旅行を続けるに辺りこれほど重要なことはありません。体のどこかが調子が悪かったり痛かったりすれば、それだけで旅行は楽しくないものになってしまいます。

想像しただけでもすぐに分かります。おなかが痛かったり、頭痛がしたら観光どころではありません。

このため健康の管理には気をつけています。無理はしない、危険なことはしない、暑さや寒さにキチンと対応する。しっかり休憩し、睡眠をとる。バランスのよい食事をとるなど。

また体と心は密に繋がっていると感じます。体が弱っていると心も弱気になり、逆に健康な状態であれば心も健全に保てます。

旅行中の心の健康は、次の街や場所に対する興味や、新しいことに出会った時の喜びなどで保ちやすくなっています。

身体の健康を保つというのは旅行を続けるための最重要項と言ってもよいかもしれません。

一人では何もできない

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旅行を通じて学んだことの一つに「自分ひとりでは何もできない」というのがあります。

これを強く感じたのは、圧倒的な自然エリアに入った時。チベットを自転車で通過中いかに自分が無力かを思い知らされました。

この時本当に「自分ひとりの力ではたった一杯の飲み水さえ得るも大変」ということをつくづく感じました。

前後200kmは民家もなく、もちろん人もいない一本道。もしここで何がが起これば自分は全く何もできず、生き残れないだろうと怖くなりました。

ふと自分の乗っている自転車を見る、着ている服を見る、積んでいる荷物を見る。何一つゼロから自分が作り出したものではないのです。そしてこれらをゼロから作りだすことも不可能であることを知りました。

すなわちこれらのものは誰かが作ってくれてものを使っているに過ぎないのです。

これは社会、人々に囲まれて生きている時は気にもしなかったことです。自然の中に放り出されてハッキリと気がつきました。

「自分は途方もなく無力である」ということ、同時に「社会で生かされていた」ということを気づかせてくれました。

チベットの無人の荒野を抜けて、集落や村に辿り着き自分以外の人間に出会ったとき「他に人がいる!」という安心感はとても大きなものでした。。

人はあたたかい、自然は容赦がない

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今まで訪れた街、国どこでも人はとてもあたたかく感じました。もちろん嫌な思いをすることもありますが、それ以上、圧倒的によい思いが多いです。

どこに行っても人は他の人のために少しの思いやりを持つ人がいて、優しい言葉を掛けてもらったり、水をいただいたり、食べ物をいただいたりする機会がありました。

「皆が自分が自分が」と考えていたら、そういったあたたかい人に会うことはないでしょう。そういった体験から作られた私の人に対する印象は住む地域、国籍を問わずとてもあたたかいものになっています。

対して自然というものの驚異を散々見せつけられてきました。時に太陽は暖かい安らぎをくれ、風は爽やかさを、木々は涼しい木陰を提供してくれます。

ところが一旦自然が猛威を振るうと、その中に慈悲というか、容赦は一切ありません。それは雨、風、寒さから始まり、土砂崩れ、雪崩、灼熱の砂漠など簡単に人の命を奪ってしまうものも。まじかにそれらに接すると大いなる驚異です。

もともとは自然だけだったこの地球上に人類が現れて生活を営んでいますが、宇宙を含めた自然はまだまだ人類がどうこうできる範疇のものではない偉大なものに見えてきます。

おわりに

世界を旅行することにより、人と出会い共通性や違いを知ることは何年経って興味深く新鮮な刺激になり、また次の場所へ行こうという気持ちを掻き立てます。

また今回ここにあげた多くは何も目新ものの発見ばかりではなく、むしろ、既に知っている、分かっているつもりだったこではないでしょうか。これを旅行を通じて、体験しているに過ぎません。

水が大事、食べ物が大事というのは子供でも知っているし、分かっているでしょう。しかし実際に水のない乾燥した大地に足を踏み入れる、砂漠を横断するとそのことが嫌というほど実感できます。

長く旅行を続けるということはそういった実体験を増やす側面もあるのではないでしょうか。


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ライター紹介

岩崎圭一

岩崎圭一

2002年に日本を出国し、無帰国で旅行を続けています。移動手段は主に自転車、資金は路上の芸で稼いでいます。

主に節約旅行方法や自転車旅行について、またエベレスト登頂経験からエベレスト登山に関する情報などを発信したいと思います。

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